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第5回 (THE KENMERIより紹介)
THE MADBREAKERS の巻

(2006年)
THE MADBREAKERS are...

(L to R)
一橋スグル (Vo.&G.)
加茂 "JIMMY" 智丈 (G.)
伊藤鉄夫 (Dr.)





THE MADBREAKERS といえば、革ジャンがトレードマークの威勢のいいロックンロールバンド!と覚えている人もいるのではないだろうか。


2004年1月に同じ学校の音楽好きな友人同士で結成。
メンバーチェンジを経て現在のラインナップに。

結成時にバンド経験があったのはスグルだけだったが、最初からオリジナル曲でバンドを進めていった。
ロックンロールに傾倒しているスグルが中心に曲を書き、それを皆で仕上げる形だが、曲はあまり気合いを入れて作らないのだそうだ。
むしろアイデアが浮かんだらすぐに演奏、そこから絞り出すように作りあげていく。

彼らの音楽は、ロックンロールやパンクの色が濃いだけでなく、耳に残るフレーズがいくつもあるので、一度ライブを見たら、後で曲と共に思い出せる人が多いのでは。

ライブはとにかく勢いがあって、こいつら倒れるんじゃないか?と思うぐらい全力でやっている。
さバンドの初期は、勢いだけで空回りしている部分もあったが、経験を積む毎にいい方向に成長しているようだ。
正直、座って遠くから見ているのはもったいない。

特にロック好き(というか良い意味でのロック馬鹿)には「ああ、こいつらロックンロールが本当に好きなんだな!」と、妙に共感させられる部分のあるバンドだ。
そして、こなしているライブ数は半端じゃない。
ある時期には、どのライブハウスのスケジュールを見てもどこかにバンド名が載っていた事を記憶しているが、広島だけでなく他県でも縦横無尽に駆け回っている。
春にはツアーも含め、ひと月で10本以上のライブを遂行。まさにライブバンド。

彼らの影響を受けた音楽というのも、キャロルに始まり、洋楽邦楽問わずロックンロールやパンク、ロカビリーまでと幅広い。
影響を受けた音楽やミュージシャンが多すぎて、逆に "誰かのようになりたい" という目標でやっているわけでもないが、今まで共演したプロのミュージシャンにはかなりの刺激を受けたようで、今後も共演する機会があれば...と笑っていた。

そういう刺激も自分たちの中に取り込んで、発展していくのが楽しみだ。

また、CDも過去に2枚リリースしているが、新作にも期待したい。
MAD BREAKERS official site

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